病院で離婚した事実を痛感しました。
結婚した事実を実感したのは、病院で新しい苗字で呼ばれた瞬間という人が多いですよね。
私もそうでした。。笑
以下、同じ様に病院で離婚を実感したよーって話です。
※すいません。忘備録です。。
離婚してから、やらなければならないことに追われる日々で、「離婚した」ということを痛感することがありませんでした。
私の場合、離婚後に姓を旧姓に戻したで、離婚に伴う手続きを次々とこなしている間も、それなりに実感はありました。でも、それはショックを含むような実感ではなくて、それよりもまず目の前にあるすべき事に必死でした。
でも、その瞬間は突然やって来ました。
離婚後初めて体調を壊し、フラフラになりながら病院へ行った時。
受け付けで保険証と福祉医療受給者証を提出。
…あれ?気のせいだと思うけど、なんだか受付の人の対応が一瞬固まったような気がする、、、
なんだろう。悪いことしてないのになんだか胸がぞわぞわする。。
診察が終わり、お会計時。
福祉は窓口負担がゼロ(本当にありがとうございます。)だと知っているけれど、今まで当たり前に渡されていた「領収書」がない。
分かってはいたけど、ハッとしてる自分がいました。
…やっぱりなんだか罪悪感がある。
その足で処方箋薬局へ。処方箋とお薬手帳を出して、まだ消えない胸のぞわぞわと闘っていました。
薬の説明を受けている間、何気なく自分のお薬手帳に目をやると、見開き左ページは離婚前にかかった薬局で貼ってもらったシールが。
当たり前だけどがっつり婚姻時の氏名がそこにありました。
右ページは今説明受けてる薬のシール。。旧姓に戻った今の私の名前。
お薬手帳1ページに私の人生の分岐がハッキリと記されているように思えて、
急にさっきまでの胸のぞわぞわがピーンと張り詰めたような感覚に襲われました。
何故かその場から走り出したい様な気持ちになりながら、お薬の説明をなんとか聞き終え、カバンから財布を出した瞬間でした。
「お会計は必要ないですので。。」
薬局でも負担額がゼロ。分かっていたはずなのにとっさに財布を出した自分の行動に、「離婚して母子家庭になった」事実を痛感しました。
そして、福祉制度で守られていることに感謝すると同時に、なんとも言えない罪悪感に襲われました。
悪いことしているわけじゃない。。
私自身が1番「新しい自分」にまだ慣れていなかったんだなぁと思います。
もっともっと強く逞しくならないと!
※福祉医療制度には本当に感謝しています。ありがとうございます!
最後までお読みいただきありがとうございます!