母子家庭『おとうさん』に戸惑う
毎日の暮らしの中に『おとうさん』がいない母子家庭。普段は気にしていなくても、その存在を思い知らされる瞬間が突然やってきてドキッとする事があります。
先日の公園でもそうですが
日常的に『おとうさん』に対して戸惑うことが結構あります。
絵本の中の『おとうさん』
私が一番最初にドキッとさせられたのは、絵本に出てきた『おとうさん』でした。
いろんな動物達がくっついていく『くっついた』という絵本。赤ちゃんとお母さんがくっついて、最後はお父さんもくっついてみんな仲良し♬みたいな話になるんですが、実は私。。
『おとうさん』が登場する手前で話を切ってしまいました。
『赤ちゃんとお母さんがくっついた!おしまい☆』という具合に。
絵本の可愛らしいイラストで描かれた『3人家族』に完全に動揺し、結果、シャットアウトしてしまいました。
勝手に話を変えてごめんね、おチビ。
そして作者の方…すみません。(ー ー;)
それからというものの、絵本に出てくる『おとうさん』にドキドキさせられっぱなしです。
最近入会したこどもちゃれんじには、しまじろうの『おとうさん』が頻出します。
教材の絵本とDVDにがっつり登場します!!
これはもう避けられぬ。。笑
不自然に読み飛ばすのもおかしいので、おとうさんは『おとうさん』と言うことにしています。
童謡の中の『おとうさん』
『小鳥の唄』の歌詞。
♪ことりはとっても歌がすき とうさんよぶのも歌でよぶ
このフレーズ、離婚当初は歌うことができませんでした。
絵本のみならず歌にも出てくる『おとうさん』に私はひとり戸惑いを隠せずにいました。
今のおチビにとっては『おとうさん=?』なので、歌おうが歌うまいが気にすることではないのかもしれません。
だけど、歌い飛ばす度に自分がどうしようもなく弱っちくて情けない母親に思えて落ち込みました。
こんなに子どもの触れ合うものに『おとうさん』や『おかあさん』が出てくるのは、裏を返せばそれほど両親が子どもにとって特別で、愛情を感じる身近な存在だということ。
私が動揺したところで、これは揺るぎない事実。
『おとうさん』であるところを飛ばしたり他のものに置き換えて(例えば『じぃちゃん』とか)読み聞かせたり歌ったりし続けるのは間違ってる気がしてきたんです。
それに、『おとうさん』から逃げてばかりいたらこれから本当に『おとうさん』を突きつけられた時におチビに真っ直ぐ向き合えない無責任な母親になっていくんじゃないか。。?
それだけは絶対にダメ!!!
逃げずにちゃんと向き合わなきゃ!
まとめ
離婚当初はあちこちに登場する『おとうさん』にビクついて戸惑って、おチビの前ではっきりと口にできずにいたヘタレな私。
そしてこんなに生活に密着した場面でも『おとうさんがいない』ことを痛感することになるとは、離婚前には想像できていませんでした。
でも、時間が経つにつれ徐々に慣れてきました!
本音を言うと『完全に気にならない!』にはまだまだ到達できていません。でも時間が解決してくれる。
無理しすぎず、そしておチビには取り繕わずにこれからも『おとうさん』との関係を考えていけたらと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございます!